今月のティー・ナンバー『書店の吸引力』
投稿日時:2024年12月
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毎月読んでいる日経サイエンスの発売。
いつものように丸善に足が向く。
買いに来たのは雑誌であるが、
雑誌の棚からは少し遠回りをして、
科学書のコーナーから眺めることにする。
気になっていたあの本があるはず。
ところが、あった場所にはなかった。
どうやら、出版社に焦点を合わせたフェアコーナー。
時期が過ぎれば、どこかにいってしまう。
けれども新しく置かれた本に、面白そうなものがある。
【量子力学は、本当は量子の話ではない - 「奇妙な」解釈からの脱却を探る】[1]
日常では思いもよらない現象が起きることは知っている。
でも量子力学の計算は一度もしたことがないので、
それが何を意味しているのかはよくわかっていない。
あの本はどこに行ったのだろうか。
返本されてもうないかもしれない。
とりあえず落ち着いてジャンルを思い出す。
工学のコーナーにあるかもしれない。
はたして、最後の一冊を見つけられた。
【3Dでみるメカニズム図典 見てわかる、機械を動かす「しくみ」】[2]
わかりやすいCGでいろんな機構を説明している。
見ているだけでもインスピレーションが沸いてきそうだ。
光学のコーナーにも目が向く。
自称光学機器好きには、避けては通れない。
【光学素子のいろは -機能別分類による説明-】[3]
【復刊 レンズ設計法】[4]
むろん小生にレンズ製造はできないけれど、
設計者の意思を少し、
読み取れるようにはなれるかもしれない。
雑誌コーナーは一つ上のフロアにある。
移動しようと思った矢先、
このフロアにも日経サイエンスが置いてあるではないか。
というわけで手に取る。
【日経サイエンス 2025 01】
今月は特大号とのことで、期待が高まる。
同じ棚に、また興味を惹くものがある。
【Newton別冊 基礎から応用まで、考え方がしっかり身につく 微分と積分 〔改訂第3版〕】[5]
小生はとある専門高校出身ゆえ、
微分積分を含むいくつかの高校数学を学んでいない。
ここ一年くらい小生の中で数学ブームが起きていて、
微分積分初心者ならきっと役に立ってくれるはずだ。
さぁレジに行こう。
小生は本を歓迎します。
18,632円
うーむ、買いすぎた…
小生の財務省は、
文部科学省の言いなりだ。